本免学科に落ちた。まず何をすればいい?

まずお伝えしたいのは、本免学科に落ちるのは珍しいことではないということです。受けた人のおよそ3人に1人は落ちています。教習所で教えていたころも、落ちて悔しそうに戻ってくる教習生をたくさん見てきました。そして、その人たちの多くが、次の試験で合格していきました。

この記事では、落ちた直後にやることを順番にまとめました。京都府の試験場(羽束師)の場合で書いていますが、ほかの府県の方も流れはほとんど同じです。

1落ち込む前に、知っておいてほしいこと

知っておくこと中身
合格率は約70%本免学科の合格率は約69.6%(警察庁・令和6年)。およそ3人に1人が落ちる試験です
何回でも受けられる卒業証明書の有効期限内なら、何回でも受け直せます。回数の上限はありません
運転の試験はない教習所の卒業検定に合格していれば、試験場で受けるのは学科だけです
1つだけ気をつけてほしいこと 卒業証明書の有効期限は、卒業検定に合格した日から1年です。1年を過ぎると卒業証明書が使えなくなり、もう一度教習所に入り直すことになります。落ちたときこそ、期限を必ず確認しておいてください。

2次の試験までの手続き(京都府の場合)

予約する

京都府の試験場は、インターネットでの予約制です。京都府警察のホームページにある予約サイトから、受けたい日時を予約します。予約できるのは受ける日の1か月前からで、試験があるのは平日だけ(土日・祝日・年末年始はお休み)です。

受付の時間

受付時間
1回目午前8時30分〜8時50分
2回目午前8時50分〜9時15分

受付の時間内に書類の確認を済ませないと、受けられません。試験場は駅から離れているので、バスの時間に余裕をもって出かけてください。

持ち物

2回目に受けるときに必要な書類は、前回出したものによって変わることがあります。前回と同じものを全部そろえて持っていくのがいちばん安心です。不安なときは、京都府運転免許試験場(075-631-5181)に電話で確認してください。

かかるお金

いつ金額
受けるたびに(受験手数料)1,900円
合格したとき(免許証の交付手数料)2,350円

落ちた場合、受験手数料は戻りません。2回目も、また1,900円かかります。

3次はいつ受ける?おすすめは1〜2週間後

予約が取れれば、すぐ次の平日に受けることもできます。でも、何も変えずにすぐ受けると、同じ所でまた落ちやすいです。おすすめは、1〜2週間あけて、苦手な所を直してから受けることです。卒業証明書の期限に余裕があるなら、急ぐ必要はありません。

ただし、あけすぎるのもよくありません。覚えたことを忘れてしまったり、仕事や学校が忙しくなって受けに行く日が取れなくなったりします。「2週間以内」を目安に、先に予約を入れてしまうのがおすすめです。

4落ちた直後にやる3つのこと

その1:間違えた問題を、今日のうちにメモする

試験の問題用紙は持ち帰れません。だからこそ、覚えているうちに「迷った問題」「分からなかった言葉」を書き出してください。次の勉強でいちばん役に立つのは、このメモです。

その2:点数で作戦を変える

試験場によっては、落ちたときに点数を教えてもらえるところがあります。点数が分かったら、下の表で作戦を決めてください。点数が分からなかった人は、「自信がなかった問題がいくつあったか」で考えます。10問より多ければ「80点未満」、5〜10問なら「80〜84点」の作戦がおすすめです。

点数原因になりやすいこと作戦
85〜89点ひっかけ問題・数字の問題・イラスト問題のどれか間違えやすい問題だけを集中して解く
80〜84点覚えたつもりで、あいまいな所が多いよく出る問題を、全部もう1周する
80点未満勉強の量そのものが足りない毎日少しずつ、全範囲を最初から

その3:「違う問題で96点以上を5回」取れるまで仕上げる

本番と同じ形の模擬試験で、96点以上を、違う問題で5回以上取れるようになってから受けると、本番で安心できます。同じ問題を何度も解くと、答えを覚えてしまって点数が上がるので、本当の力が分かりません。毎回違う問題で96点以上を取れたら、本番でも合格できる力がついています。

5元教官からひとこと

落ちる人にいちばん多いのは、復習をしていないこと

教習所で見てきた中で、落ちてしまう人にいちばん多かったのは、復習をしっかりしていないことでした。

問題集を何周も解いているのに受からない人のほとんどは、「解いて、答え合わせをして、終わり」になっています。間違えた問題に印をつけて、なぜ間違えたのかを解説で確かめ、もう一度その問題だけを解き直す。この「解き直し」をしないまま新しい問題に進むと、同じ問題で何度でも間違えます。

次の試験までは、新しい問題をたくさん解くより、間違えた問題を、正解できるようになるまで何度も解き直すことを優先してください。落ちた人ほど、これで一気に点数が上がります。

まとめ

  1. 本免学科は、3人に1人が落ちる試験。落ちても、期限内なら何度でも受けられる
  2. 卒業証明書の期限(卒業検定の合格から1年)を確認する
  3. 京都府はインターネット予約。平日の朝8時30分から受付
  4. 間違えた問題を今日のうちにメモして、正解できるまで解き直す(復習がいちばん大事)
  5. 模擬試験で、違う問題で96点以上を5回以上取れたら、受けに行く

次の試験に向けて、アプリで練習できます。
本番と同じ100問・50分の模擬試験を、毎回違う問題で何度でも。間違えた問題は自動でたまるので、苦手な所だけを解き直せます。

アプリで練習する

「何度も落ちてしまう」「何から手をつければいいか分からない」ときは、まず間違えた問題だけを解き直してみてください。解説を読んでも分からない問題は、アプリの「AIヒデさん」に聞けます(質問できる回数には上限があります)。新しい記事のお知らせは、公式LINEで受け取れます。

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この記事で確認した一次情報(2026年10月確認) 手続きや金額は変わることがあります。受ける前に必ず京都府警察のホームページで確認してください。京都府以外の方は、お住まいの都道府県の試験場の案内をご確認ください。

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